Bonjour à tous
皆様こんにちは、ネット担当をしておりますUMEです。
12月、レ・シューではクリスマスの風物詩、大きなクリスマスリースがお店の外壁に飾ら
れ、店内では沢山の素敵なクリスマスギフトをご用意しまして皆様のご来店をお待
ちしております。
クリスマスケーキのご予約も今年も沢山のお客様から頂いており、どうもありがと
うございます。クリスマスケーキのご予約は12月20日までですので、まだお済みで
ないお客様、ご予約をお待ちしております。
さてさてクリスマスシーズン、なんとなくワクワクする季節です。
フランスも1年の中で夏のバカンスと12月のクリスマスが毎年大切な行事となって
ます。
冬至に向かってどんどん日が短くなる冬の季節。私が暮らしていたパリでは、日本
の冬のように太陽が出てポカポカ日和などが殆どなく、毎日重い雲が立ち込める曇
天のどんよりした、どちらかというと冬はくら~い印象。そして寒い。
ちょっと気分も暗くなりそうな感じですが、11月に入ると街の中心街や小さな商店
街、小道にも、クリスマスのイルミネーションが灯り始め、パリの街がいつも以上
に光り輝く美しい時期になります。そして街がクリスマスの空気に包まれていき、
様々な催し物が始まります。今回はその中で気軽に楽しめるクリスマスのイベント
を幾つか紹介させて頂きます。

Les événements pour Noël à Paris
ノエルイベント à Paris

Les vitrines de Noël
楽しいノエルのショーウインドー
パリにある有名デパートでは、毎年大きくて一列に長く続くショーウインドーに展
示されるクリスマスの飾り付けがいつも話題になります。毎年様々なコンセプトで
美しく楽しく彩られたショーウインドーは、小さな劇場のような空間に変身し、ち
びっ子達が本当に嬉しそうに無心で、ガラス越しに演出された色とりどりのライト
や美しく彩られた装飾や人形達に魅入ってる姿はなんとも可愛らしいです。
もちろん年齢を問わずに楽しませてくれるので、いつも沢山の人がこのクリスマス
の特別なショーウインドーを見に訪れ、特に2つの有名デパートが並ぶオスマン通
りでは、この時期見物の人達で大渋滞になる事もしばしば。
今年はどんなテーマかなって調べてみましたが、ギャラリーラファイエットでは、
空想小説 «Planète Sapin » (もみの木惑星)というタイトルで、もみの木の惑星
の主人公が地球のクリスマスを救うためにやって来て繰り広げるというお話で、11
のシチュエーションがもみの木と一緒に色鮮やかに演出され、かなり見応えのある
ショーウインドーになっているようです。
世界で一番古くて、そしておしゃれなデパート、ボン・マルシェでは、クリスマス
ツリーに飾るクリスマスボールをテーマに、ショーウインドー、デパート店内の至
る所にボールのオブジェのクリスマスインスタレーションを大胆に展示。
その他のデパートでは、南仏プロヴァンスやダンス、サーカスなどをコンセプトに
いろいろ趣向を凝らしたデイスプレイが今年も展開され、この時期のショーウイン
ドーはオススメのウインドープロムナードになっています。

 

パリの商店街のイルミネーション

 

Sapin de Noël
クリスマスツリー
先に紹介しましたギャラリーラファイエット、デパートの店内の中心はクーポール
というドーム型の吹き向け天井になっており、店内中央に飾られる巨大なクリスマ
スツリーは圧巻です。
この時期は特定のお店だけでなく街頭でもクリスマスツリー用のもみの木が販売さ
れ、もみの木を買って抱えて家に持ち帰る人々の姿をよく目にしました。
日本ではお正月用のお飾りの門松がお店の前や街頭でも売られ、門松を買う人々の
風景になんとなく似ています。
自然のもみの木はアロマ効果があるのか、クリスマスツリーを飾ったお家の中が木
の良い香りがほのかにして、癒されるひとときでもあります。

巨大なクリスマスツリーの設置風景

 

Marchés de Noël
クリスマスマーケット
パリの彼方此方の広場や通りでスタンドが並ぶ、クリスマスマーケットもこの時期
だけの楽しい光景です。
元々このクリスマスマーケットは、ドイツに近いアルザス地方の伝統から由来して
います。
クリスマスの飾り付けや食材の他に、職人さんの手作りっぽい雑貨を売るスタンド
があったりして、お祭りの出店や屋台みたいな感じです。
お店を物色しながら、漂ってくるクレープや焼き栗の甘い香りも魅力的ですが、寒
い中を散策しているとダルマ型のお鍋に入った熱いホットワインVin chaudで
ちょっと暖をとるのもおすすめです。

 

クリスマスマーケット(こちらの写真はパリではなくフランスの北の街リール)

 

Crèche de Noël
キリストの降誕場面
個人的に好きなクリスマスの小さな風物詩として、教会で飾られる降誕場面のお人
形Crèche(クレーシュ)があります。
12月、教会の中に飾られるキリストの降誕場面のお人形、これはどこの教会でも
飾られていて、お人形の大きさもデザインもいろいろ。
可愛かったり、なんとなく素朴だったり、教会内の飾られいる場所も教会によって
まちまちなので、どこにあるのかなって、探すのも楽しさの一つでした。
登場人物は、マリア様とヨセフ、天使、羊飼い、東方の三人の博士、ロバ、牛、そ
して中心に置かれた飼い葉桶はクリスマスの日にイエス様が置かれるように、クリ
スマス前はまだイエス様がいない空の状態になってます。
クリスマスの12月24日の午前0時イエス様が誕生し飼い葉桶に置かれます。再び教
会を訪れると、小さなイエス様がちょこんと飼い葉桶に置かれているのが、とても
可愛らしく、カトリックの国の大切なお祝いの日を実感します。

 

パリ7区にある『奇跡のメダイユ教会』のクレーシュは、とてもシンプル

 

クリスマス、プレゼントやパーティー、そしてお料理やお菓子の事など、話題がま
だまだいっぱいですが、今回はこの辺で。
忙しい師走でもありますが、
どうぞ皆様楽しくて素敵なノエルをお過ごし下さい。
最後までお読み頂きまして
どうもありがとうございました。
Merci beaucoup!
L’équipe de Les Choux vous souhaite un très Joyeux Noël et une Bonne fête!! »